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 BOSS BOSS

よぉ、BOSSだ。

今日は俺がガキの頃にブラック企業に勤めてた時の話を少ししようと思う。

山手線は恵比寿駅。

投資用マンションを販売するベンチャー企業。
スタートアップメンバー募集の求人を見て俺は面接に行った。

こう見えてコミュ障で人見知り根暗な俺は
「営業マンなんか受かるかな」そんな不安だらけだったが難なくクリア。

BOSS営業マン編が始まった。

俺の勝手な妄想では営業マンと言えば

・毎日美人と合コン
・金をしこたま持ってる
・良い家に住んでる
・スーツめっちゃ似合う
・なんかカッコイイ

そんなイメージを持っていた。

まぁ間違いではなかったが、もっとエグイ現実が待っていた。

鬼ブラック。

超ブラック。

ブラックコーヒーよりブラック。

営業って仕事は数字至上主義。

数字さえあげてれば何の文句もないが、数字があがらない奴らには人格否定すらする。

俺が所属していたのは営業1部の1課。
メンバーは6人。

当然、仕事を覚えるまでは他の社員より早く出社して誰よりも遅く帰るのが、トップを目指す物の行動だと思っていた。

俺は順調に売上をあげていった。

しかし6人もいると1人は、どうにも上手くいかない奴が出てくる。

その名もTくん。

Tくんは毎日の様に部長や課長からは怒鳴られ、ド突かれ。
当然それはチームの全員の責任にもなる。

ある日からTくんの為に新ルールが採用された。

・朝7時に出社し営業トークの練習を全員でする(本来は10時出社)
・19時から23時まで東京駅で、出張リーマンを捕まえて名刺交換(本来は19時退社)
・0時から交換した名刺の整理と1日の反省点まとめ(2時間かかる)
・休みは月に1回あるかどうか

名刺を交換した相手にはあとから営業をかけるパワープレイ。
(後から知ったが違法)

昼飯を食う時間は10分程度。

労働時間19時間。

電話の受話器と手をガムテープでグルグル巻きに固定。

もちろん終電なんかないから、ホテル暮らし。

1度だけカプセルホテルに泊まったがマジで地獄。
知らないオッサンの屁の音やイビキ、歯ぎしり。

絶対に寝れない。

それからは普通のホテルに変更したがカプセルホテルは、あの時にマジでトラウマになった。

コミッション(営業歩合)を貰っても、帰らない家の家賃、ホテル代でドンドン削られる。

なんのために働いているのか全くわからない。

「おい、お前たち。追い込みが甘いんだよ。
基本給の3倍の家に引っ越せ。そしたらやるしかないから。
引っ越しに掛かる金とかは貸してやる。給料から天引きな。」

顧問のこの発言でTくんはションベン漏らしてた。

更にゾッとした話を1つ。

一度、Tくんが身内の不幸で2日間だけ休みをもらったことがある。

そこで部長が言った。
「おいM。お前今月の数字余裕あんだろ?
ちょっとTの葬儀場探して、見て来い。

そこまで疑うのか・・・

俺はこの発言を聞いてから勘ぐりヤロー、疑い深い奴が心の底から嫌いになった。

俺はTくんが1人で売れるようになったら、即会社をやめようと決意した。

俺はその当時に付き合ってた女としか経験がなかった。

「おいM。お前もっと遊べ。そしたらもっと売れるから。」

と、渋谷新宿で1日中ナンパさせられたこともある。

行きたくもない風俗に無理矢理行かされたこともある。

意地でもしたくなかった俺は
「どんなプレーをする予定でしたか?初の人はどんな反応をしますか?」と嬢にインタビューをして、リアリティに溢れた報告を作ったこともある。

そんな地獄の日々が半年ちょっと過ぎたころには、Tくんも1人で売れるようになった。

俺は引き留める会社をシカトで退職願を提出。

あとがき

この経験があったからメンタルが鍛えられたのも事実。
その他にもたくさん勉強になることはあった。

だが、いたくもない会社に居続ける理由もない。

最近じゃ、退職代行なんてサービスも流行ってるみたいだな。

ブラック企業で何も言えずに黙ってる忍耐力があるな
「やめます」と言える勇気を少しでも振り絞って欲しい。

石の上にも3年なんて言葉は昔の言葉。

これだけ時代の流れが早い今。
そんな事を言っていたら取り残される。

可能性は無限大。

やめたいけど、やめられない。

そんな人の背中を押せたら幸いだ。

PS.
「こんなブラック企業の体験があるよ」なんてのがあればリプまで

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